年貢の納め時

年末ですしね。そういう意味ではないですけど。

今日は健康診断に行って来ました。朝8時半開始で終わったのが12時半。長いって…。
この歳になると初体験も少なくなるわけですが、今日は初バリウムに初マンモグラフィーでした。

まずバリウム。あれってあんなしんどいんですね。よく聞く「まずさ」ってのは感じませんでしたが(ほんのり飲むヨーグルト風味)、むしろその前の発泡剤がもうダメ。まずあの見た目。ちょっと小さい発泡スチロールかなんかの粒(緩衝材の袋に入ってそうな奴)に見えて、なんというか目からの情報だけで体が「飲み込んでいいもの」と認識してくれずに苦労しました。

その後「胃にバリウムを満遍なく貼る為」に台の上で自力で4回転程させられました。なんだ、全部自動じゃないのか?と。とにかくキツイ。終わった後は終わった後で、うまくげっぷが出なくて胃が張っちゃってすげー苦しかったです。一刻も早く下剤を飲みたいのに会計が終わらないし(オプショナルツアーがあったので)、せっかく中央まで出たけど、そのままどこにも寄らずにすごすごと帰ってきましたよ。

それと、バリウムの話をするとこの話をせざるを得ないのですが……
この日記を書いている22時現在、トイレにて飲んだバリウムと再会を果たしておりません。水は3リットルは飲んでいると思います。ひょっとして1錠目の下剤を飲むのが遅かったのか?!いや、むしろ早すぎて今頃バリウムにとりこまれて!!?もう2食も食っているのに(どっちもそば)、バリウムどころか何にも出やしません。もう1錠下剤飲んで、ダメなら明日本屋に行ってきます←薬局か病院に行け。聞けば、最悪セメントみたいになるとか。医学は進んでいるはずなのに、なんでここだけこんな危なっかしいものが使い続けられているんでしょうね??
そういえば、過去に同期の石灯籠氏が「ヨーグルト味は発泡剤と合わせると美味」と言っていましたが、確かにうまかったよ、ありがとう。ナウ、それを忘れさせてくれる程の不安感に苛まれているけれどw


初マンモ(&男先生による触診)は噂にたがわず、「こんなに乳をつぶされるのか!!」という程でした。片チチずつ板状のレントゲンの機械でぎゅーっと押される(普通に「圧迫」という作業らしいです)のですが、待合室から更衣室まで、至るところに「圧迫は正確な撮影を行う為に必要です。ご了承ください」の文字があったこともうなずけます。事前情報なしにここまでプレスされたら、検査だってわかっていても怒るもの。
触診については、おじいちゃん先生にやたらと「貴女みたいにおっきい人は」を連呼されました。あ、あと自己診断がうまいとも言われましたね。久々に他人に褒められた事が「乳がんの自己検診」とは。なんか、手のひらを平らにして、下からぎゅーぎゅー押せばいいらしいですよ(お風呂で石鹸を付けている時にやるとしこりがある時発見しやすいらしい)。とにかく頻繁に触って「普段のマイ乳」の感触等をしっかり覚えておくように!とのことでしたよ<女性の皆様

ちなみに持病とも言えます筋腫ちゃんは、8月に検査したときよりも更に大きくなっていて、「これ、今行っている病院の先生は手術しなくていいって言ってるの?」「もう症状出てるでしょ」「ほら、外から触ってわかるからもうかなり大きいよ」という不安要素満載のコメントの数々を頂きました。
もっとも、何人もの患者さんを診てきた先生には触診でわかるデカメロン(いま命名。)ですが、私には全くわかりませんでした。しびれを切らした先生が「ほら、ほら」と力強く下っ腹を押すのですが、それが純粋に痛いだけ。先生曰く、「筋腫に触れても痛いわけではないので、それはわかっている事にならない」とか。いいよー、もう私がわかろうがわかるまいが、そこにデカメロンがあることに変わりないんだから。それより「来年あたり手術かも」とメールを入れた連れは、家族旅行中の為一切連絡をよこしません。おーい、少しは心配してんのか?