天国行き

彫刻の森を出て登山鉄道で終点の「強羅」へ向かい、そこからはケーブルカーに乗って標高200メートルほど登った「早雲山」へ。強羅駅から見たケーブルカーの線路は、低く垂れこめた雲に突っ込んでいました。見れば見るほど“あの世”に繋がっているようで恐すぎでした。いや、実際に見たときは「あー、これ事故ったら後ろにドッギャーンってなって死ぬなー!」なんて笑いが止まらなかったけど。とにかく圧巻。
「早雲山」からはロープウェイに乗って「大湧谷」を経由して「姥子」へ。この大湧谷を通る時がまた圧巻です。なにせ谷の真上を通るので、土が丸出しでところどころ硫黄で黄色くなった山肌から煙がもうもうと上がっているのを真上から見ることが出来ます。絶対に乗ったほうがいいです。但し、大湧谷を越えたところから姥子・桃原台までのゴンドラはそこまでとは打って変わった“アーム1本の旧式”なので、かなりの恐さを覚えます。1揺れ1汗。