ピカソなど。

小雨の降る中、箱根登山鉄道に乗ってまずは彫刻の森美術館へ。この箱根登山鉄道、急勾配で普通に走り続けることが出来無い為、3度のスイッチバックを挟みます。横道にちょろっと入って加速をつけて一気に上るわけですね。いいですね、なんか無垢な一生懸命さが心を打ちます。ぜひプロジェクトXでやっていただきたい。そんな登山鉄道で「彫刻の森」駅へ。ここいらで小雨が本降りに。
中国からの団体さんや修学旅行生と一緒になってしまいましたが、施設の広さがそれを感じさせず、静かに見学できました。ただ、立体造形物は私にはちょっとわからんようです。「横たわる女」って言われてもなぁ、四角いし。でも「密着」という作品は絶品でした。どんな作品かは、是非直に見ていただきたいです。「なるほど密着してるわ」と思うこと請けあい。
入り口から一番遠いところにある「ピカソ館」では主に陶器を展示しています。それも面白いのですが、入り口横にある「ガラス片で作った絵画(正式名称は忘れちゃいました)」が最高でした。遠目から見ると普通の絵ですが、近づくと輪郭の線までガラス!凄かったです。お土産やさんも面白かったですし、彫刻の森美術館で残念だったのは、店員さんがドキュソばっかりだったことくらいでしょうか(爆)。「新品じゃなくて見本を売ってくれ」というお客さんも無茶苦茶ですが、「だから売れないんですよ!お客さんが開けちゃったからだめなんです!これは一緒のものなんです!!」とキレまくっていた店員さんもこらえ性がなくて見ていて面白かったです。向いてないんでしょうね、きっと。