ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破

映画なんて、この時以来だわ〜と思っていたら、そう言えばドラゴンキングダム見に行っていました。相方の評価がイマイチだったせいか、すっかり忘れておりました。でも2年で3本ペースだから少ないっちゃあ少ないですね(余談ですがこの時の「会社の後輩」こそ今の相方です。この時はどっちか分からなかったけれど、アリだったって事なんですかね?)。

という、あってもなくてもいい前置きをした上での「ヱヴァ」でございます。
ネット等で聞いては居ましたが、やはりめちゃめちゃ混んでおりましたよ。月曜の18時半の回でしたが開場前にずらずらと並ばされましたよ(それでも東京に比べたら楽なんでしょうけれど)。しかしそれにしても並んでいる方々の層の厚いこと。学校終わりの高校生から仕事帰りの大きいお友達、多分「パチンコから好きになりました」って雰囲気のおじさんもいれば「テレビ版からずっと好きです!」って感じの種族まで。ガンダムファンの私としては、「劇場版Zもこんな感じだったのかなぁ。」と思いをはせることしきり(←相方はガンダムを見ません。理由は「ハマりそうだから。」。なんで??)

そこのシネコンでも最も大きい480席のハコに、ポップコーンとウーロン茶持って入場。延々に続く予告編を15分程度と、中川家のものまねですっかり有名になった「頭がカメラになっている盗撮禁止のVTRに出てくる人(あの曲はブルーマンですか?)」の動きに釘付けになった後、いよいよ本編の開始です。

…って、開始5分でアレがアレしちゃってんじゃないのさ!つかアレはあの人じゃなくってあの人じゃないの?うわ!こんな使徒見たことねぇ!!つかその謎は今回謎のままなのかーいっ!!!……ってな驚きがラストまでずっと続きます。ちらりちらりと存在を覗かせるカヲルくんも素敵です。

もちろんの事ながら本編には触れませんが、前述の驚きの数々がテンポ良く進んで、少なくとも私は飽きずに見る事が出来ました。原作をじっくり見ていれば見込んでいる人程、逆に今後の展開が分からなくなるような、そんな作品なんではないでしょうか。ひとつ残念なのは、テレビ版のすっかりお馴染みなBGMがほとんど使われていないことですが、それも原作との差別化と考えれば納得がいきます。ともあれ、迷っているなら見に行ったらいいと思うよ。「あぁー、映画なんか見ないで○○してりゃよかった〜」って気持ちにはならないと思いますよ。

そうそう、ラストにはちょっとニヤリとするお馴染みのものがついています。あの音と映像にドキッとしたのはパチンコの影響だったのかしら?


とりあえず一言だけ。「えっ!漢字じゃないの?!」