女の一代記シリーズ〜瀬戸内寂聴

まだ半分いってないのに見てらんない。10分に1回泣いてるんですけど。
イメージより宮沢りえはやや痩せていますが、流石というか、時たまドラマである事をふと忘れそうになります。その中の晴美(瀬戸内寂聴)が父に言われた言葉というのがまた。

「旦那と娘を捨てた時から、人の道を外れて鬼になったんや。どうせ鬼になるんやったら、せめて大鬼になってやれ。」

やさしい一言に聞こえるけどどうなのよ。肉親にそんなこと言われたら、もう止まらないじゃないのさ。まあ実際には、そんな時何を言われても関係無いんだろうけど。
ともかく、ちょっとお話のうまい尼さんという認識しかなかった瀬戸内寂聴さん。とてつもなく、驚くほど強くて、自分に正直で、すごい人なんだって思いました。あの人の話なら、ちょっと聴いてみたい。

ちなみに裏番組は「今夜ひとりのベッドで」。どっち見ても不倫ネタかよ。