水曜天幕團〜蟹頭十郎太(ややネタバレ)

nacchin2004-09-01


本日はお休みだったので、札幌に行った際に購入した「蟹頭十郎太」をようやく鑑賞。札幌のハンズで見かけた時には「本月は旅費でキツイし、どうしようかなぁ…」と購入を悩みましたが、既に入手困難な上に自分は北海道の売り場にもそうそう来られない、タイピングゲームも扇子も様子を見過ぎて売り切れてしまったし…といろいろ考えて、それでも“とりあえず”みたいな気持ちで購入したのですが…とんでもない!確かに「面白いことをしたいのか、感動させたいのか、どっちだ!」って思うんだけれど、それでも買って良かったです。お話の流れは結構まとまりがない部分もあるのですが、うれしーの善良な感じと藤村さんのベタ好きなところなんかが見えて、私は結構好きでした。

泣き部分にはすっかりヤラれてしまいました。やっぱり大泉さんと音尾さん、安田さんはお芝居がうまいのね〜!と思い知らされました。重さんは泣きのシーンにはからんでないし、リーダーは相変わらず芝居がデカイw あ、でも盗っ人侍がにぎりめしを泣きながら食うシーンは号泣させられました。

笑い部分では、やっぱり小十郎のモノマネでしょうか。収録されている回のモノマネはおとなしめですが、高橋英樹をやっている時の笑顔は最高でしたわ。更にお決まりの副音声(今回はディレクター陣+ご存知!大泉洋さんの3名)では、安藤陣八(音尾さん)を捕まえて、やれ「大部屋から叩き上げの役者さん」だの「ナックスさんで一番若いとは思えない背中」だの言いながら、その一挙手一投足に爆笑しているのが最高に面白かったです。だって本当に四十代の背中なんだもの!ストーリーの中でも「病気」「アンコウ殿」「カンパチ殿」「お魚の呪い」と、多彩な言葉でエンディングまで離れ目を引っ張られている音尾さん。でもそんな音尾さんがステキです。

ミーハー部分で感想を言うと、とにかく皆さん格好いい!個人的には盗っ人侍や佐伯の髪型(後頭部で髪を結わえているの)が好きです。でもやっぱり安田さんがステキだったなぁ。私にはどうも、悪役好きな傾向があるようです。